西イリアンから昨年末に帰りました。
ところがひどい風邪をひき10日間ほどダウン。生まれて初めて引いた風邪でした。
皆様に帰国のご連絡もできず失礼しました。
今年もよろしくお願いいたします。写真は西イリアンでのひとコマです。
西イリアンはまだまだ未開の地ですが、近年、地下資源を採掘するために開発が始まりました。
10月25日(日)夜7時半からの「ダーウィンが来た」は「大自然を生き抜け。謎の大聖堂」です。
昨年の12月から今年の1月にかけて撮影したものです。どうぞよろしくお願いいたします。
http://www.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/next.html
明日20日NHK朝のラジオ「すっぴん」に生出演します。10時ごろからの一時間です。主にショクダイオオコンニャクの話をします。
http://www.nhk.or.jp/suppin/
以前お知らせした「ハナカマキリの論文」が2015年Zoological Science Awardを受賞しました。主筆の水野君、ご指導いただいた秋野先生に感謝!
(2015年1月21日のブログ記事)
http://fauna-flora.at.webry.info/201501/article_1.html
“Double…
仕事に追われ、しばらくブログが更新できずにいました。
来年出版予定の写真本のために、15年ぶりに白馬に通っています。
1988年に出版した写真文集「五麗蝶譜」(講談社刊)の取材時、毎日のように通った思い出の場所です。
甲府にお住いの友人にご紹介いただいた白馬在住のOさんを頼って春の蝶の撮影行の始まりです。古い記憶をたどり、白馬…
[自然科学研究機構 第18回シンポジウム]でお話をさせていただきます。
3月22日 一ツ橋講堂 10:00~17:00
講演者がすごい方ばかりなので緊張しています。
http://www.nins.jp/public_information/sympo18.php
NHKBS 3月9日(月)夜8時から放送。
「ワイルドライフ」オーストラリア熱帯の草原
「シロアリの巨大”聖堂”がそびえる」
昨年末から今年1月にかけて撮影したものです。
高さ6メートル、昆虫が作った世界最大の建造物です。
下記のNHKホームページにて予告動画が見られます。
http://www.nhk.or.jp/…
パナマに来て初日に、坂本博士が街灯の明かりに飛んできたテナガカミキリを捕まえた。パナマで見るのは初めてなのとても興奮した。つかむとキーキーと音を立てるのは日本のシロスジカミキリと同じだ。
この長い脚は何のためかという話になったが、さすが研究者グループ、すぐに論文を探し出してくれた。それによるとほかのオスとの戦い、メスを守る、産卵場所を…
ハキリアリの行軍を撮影中。ハキリアリが運ぶ葉に小さなハキリアリが乗っていることがよくある。このアリは運ばれてゆく葉に卵を産み付ける寄生バエを追い払うために葉に乗っているのだ。このアリをヒッチハイカーと呼んでいる。ハエが来ると身を乗り出して追い払う。
寄生バエはかなり多いようで葉に乗ったまま運ばれてゆくのを何度も見た。ヒッチハイカーも数…
ハキリアリの行軍を地面に這いつくばって撮影中、左足に痛みを感じた。見ると長靴に数匹のサシハリアリが刺さっている。サシハリアリの巣に伸ばした足を突っ込んでしまったらしい。
30ミリもある大きな体をねじらせながら靴に刺さった針を抜こうとしていた。直後、大腿部や右上腕に激痛が走った。巣からは次々とアリがこちらに向かってくる。立ち上がって洋服…
九州大学の先生たちとパナマに行きます。スミソニアン研究所の宿舎に泊まりがけでの研究と撮影が楽しみ。ご不在期間のご連絡はホームページ(http://susumuyamaguchi.com/index.html)からメールでお願いいたします。
銅像の写真はタッパーさん(スミソニアン研究所の創設者らしい)正式な研究所の名称はEarl Sil…
昨年の8月にカンボジアで撮影したツムギアリの生態が放送されます。
2月22日(日曜日)夜7時30分から「密着!アリの空中城」
くわしくは下記から。裏日記も楽しい。
http://www.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/next.html
バンコクで行われるSciense Film Festivalで、昨年放送したハキリアリの番組がThe Siemens Discovery Awardを受賞しました。イギリスのWildscreenに次いでの吉報でした。英語版は迫力満点です。下記のページからクリップを見ることができます。
http://www.goethe.de/ins/…
2013年から調べていたハナカマキリが出す化学物質についての論文が出ました。京都工芸繊維大学水野君の力作です。ご指導いただいたのは秋野先生と山岡名誉教授。ハナカマキリはランにはとまらないと言い続けてきたことのひとつの証明です。表紙はハナカマキリの正面から近づくトウヨウミツバチ。いずれ本にまとめたいと思います。
[ハナカマキリはトウヨミ…
イギリスのブリストルで開催中のWildscreen
festivalに参加しています。今日は二日目、連日ファイナリストの映像の上演会やセッションが行われています。
初日にinside storyを短い映像で紹介しながら質疑応答でした。今日は他のinside storyをみましたが、ファイナリストに残っただけあってどれも素晴らしい。
中…
ビッグニュースが飛び込んできました。
昨年放送したNHKBSのワイルドライフ「ハキリアリ」~Wildlife/ Sophisticated Farmers: Leafcutter Antsが、イギリスで行われる自然映画アワード「Wildscreen Festival」のAnimal behaviour部門で2014年度ファイナリストに…
2014年度、毎日新聞主催の全国感想文コンクールの選定図書に、汐文社発行の「カブトムシ、山に帰る」が選ばれました。対象は小学高学年(5,6年生)です。内容は3,4年生でも十分に読めると思います。
カブトムシの小型化がなぜ起きたか、その背景を探るという物語です。
課題図書に選定されるのは今回で2回目なのでとても嬉しいです。すでに書店に…
タイの古都Chiang Maiに滞在中です。チェンマイの北にある小さな町Chiang Dowは昆虫が多いところとして知られています。ずいぶん前ですがチェンマイに1年ほど住んだことがあり、いつもバスで通いました。どちらの町もあの頃と比べるとまさに隔世の感じがしています。チェンマイは欧米化し、名物のナイトバザールも活気がなくなりました。…