<憧れのアンコールワット> キシタアゲハTroides aeacus

アンコールワットを世に知らしめたアンリ・ムオーHenri Mouhot は博物学、特に昆虫に興味を持っていた。彼の名前がついたアカヘリエンマゴミムシMouhotia gloriosaはよく知られている。 もうひとつ忘れてはいけないのがキシタアゲハTroides aeacusだ。 これは不確かだが、彼がカンボジアでアンコールワットを見…
コメント:0

続きを読むread more

<憧れのアンコールワット>  アカヘリエンマゴミムシ

僕がアンコールワットに興味を持ったのは十歳の頃だった。月刊雑誌に掲載された不鮮明な写真に映る堂々とした姿に見入った。 その後、カンボジア内乱でクメールルージュを率いるポル・ポトの存在が気になった。伝統文化を消滅させ、虐殺を繰り返した。この歴史に心が痛んだ。のちに知ることになる歌手シン・シサムットSinn Sisamouthとロス・セレ…
コメント:0

続きを読むread more

<戦慄のザイール> 3回目 ザルモキスオオアゲハ

ビザの残り日数も少なくなってきた。キサンガニの後、東部のベニやカフジビエガ国立公園に行くことを考えると最後の日になる。  朝からあ同じポイントでオオアゲハを待つ。天気がよいとツェツェバエが押し寄せてくる。 お昼過ぎ、とつぜん青いアゲハが舞い降りた。ザルモキスオオアゲハだ。 シャッターが切られストロボが光る。20枚も撮影した頃、突然…
コメント:0

続きを読むread more

<戦慄のザイール> アフリカの怪蝶を探す 2回目

キサンガニの対岸で泊めてもらう家を探した。 運転手が小さな集落を見つけたのでそこに頼み込み森での生活が始まった。 食事の中心はマニオク(キャッサバ)にバナナを混ぜた甘いお餅と時々肉が出た。何の肉かわからない。筋張っているが鶏肉と牛肉を混ぜたような感じでカレー粉で味付けがしてあった。 その夜は土間でぐっすりと寝た。 裏に小…
コメント:0

続きを読むread more

<戦慄のザイール> アフリカの怪蝶を探す

新型コロナの影響で時間ができた。古い写真の発掘に取り掛かっている。 なかでもこれは書いておかなければならないという旅がアフリカ中央部にあるザイール(現コンゴ民主共和国)の旅だ。 目的は当然アフリカを代表する怪蝶である2種のドルーリーオオアゲハPapilio antimachus とザルモキスアゲハP.zarmoxisの撮影だ。 蝶…
コメント:0

続きを読むread more

ゴールデン・トライアンブル その後

そもそも僕がゴールデントライアングルに赴いたのは昆虫や植物の撮影をするためだった。 タイ北部やベトナム北部、雲南省などで自然を見ているうちに、日本との共通点があることに気がついた。 さらに人の生活をみているとこれも日本共通の文化があることに驚いた。これが佐々木孝明や中尾佐助が提唱した「照葉樹林文化」だった。 具体的には、根栽類の水…
コメント:0

続きを読むread more

<ゴールデン・トライアングル 3回目>

前の旅からしばらくして同じコースをたどった。1987年のことだ。 今回は虫下しの薬を運ぶためだ。前にお世話になった方々が回虫で苦しんでいると聞き、チェンマイで市販薬を大量に買って運ぶことにした。 いくつか集落を歩き回ったが様々な民族の素晴らしさに目を奪われた。 麻薬地帯が近くなり警察や軍の質問攻めに嫌気がさし、麻薬には興味がないこ…
コメント:0

続きを読むread more

<ゴールデン・トライアングル 2回目>

京都大学の中尾佐助、佐々木高明らが提案した「照葉樹林文化論」に強く惹かれていた。 その片鱗を知ろうと目指したのがゴールデントライアングルだった。 1回目は簡単にゆけたが2回目は土砂崩落で道が消えていた。 タイ人の友達と二人で徒歩で集落を目指したが途中で迷い山中で夜を明かした。 三日目ようやく集落が見えた。Lisu族らしい。 こ…
コメント:0

続きを読むread more

<ゴールデントライアングル 1回目>

タイ、ミャンマー、ラオスを結ぶ三角地帯がある。麻薬生産の拠点で入域は難しいと聞いていた。 1985年の秋のこと、チェンマイのの北にあるチェンダオに住む友人が自分と行けば大丈夫だからと数人で出かけることにした。 ファーンからミャンマー国境まで車で移送し、そこから小さなボートに乗った。 2時間ほどのところから上陸し、車を借りて入域…
コメント:0

続きを読むread more