<憧れのアンコールワット> キシタアゲハTroides aeacus

アンコールワットを世に知らしめたアンリ・ムオーHenri Mouhot は博物学、特に昆虫に興味を持っていた。彼の名前がついたアカヘリエンマゴミムシMouhotia gloriosaはよく知られている。
もうひとつ忘れてはいけないのがキシタアゲハTroides aeacusだ。
これは不確かだが、彼がカンボジアでアンコールワットを見に行った時にキシタアゲハを探していたのではないかという逸話がある。
キシタアゲハ.jpg
これが事実とすれば面白い話が書けそうだ、と思い資料を探した。彼の代表的著作
Travels in the Central Parts of Indo-China (Siam), Cambodia, and Laos では手掛かりがつかめず、他の書籍を探しているところだ。
ムオーはダゲレオタイプのカメラを探検時に携行し多くの写真を撮影している。面白いことにそれらは著作の中では使用されておらず、写真から起こした絵が使用されている。これは著作の格式を上げるのに役に立っている。
(ムオーが描いたアンコールワット)
むおーのスケッチ.jpg
(ムオーの探検コース)
探検ルート.jpg
(当時のルアンパバンの市場)
ルアンパバンのいちば.jpg
彼は第4次探検でラオスを訪れルアンプラバンでマラリアのため死去している。彼の墓はしばらく所在不明だったが10年ほど前に探し当てられた。墓はナムカン川のほとりにあった。ナムカン川.JPG
墓.JPG
(ルイ・ドラポルト 前列右端)ドラポルト.jpg
1993年以来、憧れ続けてきたアンコールワットとシェムリアップの街と人々。素晴らしいとしかいえなかった。
しかしこの10年の変化は凄まじい。観光客で溢れかえり、アンコールワットには板で道が作られ、立ち入り禁止となったエリアが少なくない。シェムリアップ の街は西洋化しバーやハンバーガーショップが立ち並ぶ。
アンコールワットはカンボジアの人にとっては寺院であり崇高な場所なのだ。勘違いしてはいけない。

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