<憧れのアンコールワット>  アカヘリエンマゴミムシ

僕がアンコールワットに興味を持ったのは十歳の頃だった。月刊雑誌に掲載された不鮮明な写真に映る堂々とした姿に見入った。
その後、カンボジア内乱でクメールルージュを率いるポル・ポトの存在が気になった。伝統文化を消滅させ、虐殺を繰り返した。この歴史に心が痛んだ。のちに知ることになる歌手シン・シサムットSinn Sisamouthとロス・セレイソティアRos Sereysotheaもポル・ポトに殺されたようなものだ。遠くに響くようなこの二人の歌は印象的だ。
https://www.youtube.com/watch?v=hu48-ex_Tnw&list=PLCC8E8E24DBB86430
https://www.youtube.com/watch?v=FtwrDTyxabQ

内戦が終わりかけアンコールワットに入れるようになったのが1991年。この年の正月にNHKがアンコールワットから中継をした。
ようやく入れる、と小躍りしたが実際にアンコールに入ったのは1993年9月だった。空港はバラック小屋でホテルも3つしかない。観光客の少なくアンコールワットの中は人影が見えなかった。特に裏門は地雷原で侵入禁止。恐る恐る歩き回った。
(1993年のアンコールワット)
1993.jpg
アンコールワットを世に知らしめたのがフランス人のアンリ・ムオーだ。1860年、彼が旅行記を「世界周遊」に書き一挙に人気が出た。その後彼の日記が出パンされた。彼は博物学者で昆虫に興味を持っていた。
(ムオーが撮影したアンコールワット)
むおーのアンコール.jpg
僕は、この20年ほどムオーの足跡を辿っていた。
(“TRAVELS IN THE CENTRAL PARTS OF INDO-CHINA (SIAM), CAMBODIA, AND LAOS“)
探検記.jpg
扉.jpg
この本にはいくつかの昆虫が紹介されている。そのうちの一つがアカヘリエンマゴミムシMouhotia gloriosaだ。彼はルアンプラバンで亡くなるが、おそらくここで採集したように思える。
僕はタイで撮影したが、ラオスで撮影したいと常々思っている。
(ムオーが採取したアカヘリエンマ)
アカヘリエンマMouhotia gloriosa.jpg
(僕が撮影したアカヘリエンマ)
アカヘリエンマゴミムシ.JPG
僕はタイで撮影したが、ラオスで撮影したいと常々思っている。

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