タ・プロムの絞め殺しの木

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アンコールワットの先にあるタ・プロム遺跡は僕が一番好きな遺跡です。
ここでは遺跡を締め付ける榕樹が見られます。目を見張るのが大蛇のように遺跡にまとわりつき石のあいだに根をくい込ませているTetrameles nudifloraで地元ではスポーンと呼ばれる木です。遺跡にタネを着床させたのは風です。テトラメレスの種子は風で運ばれるのです。
タ・プロムで見られるもうひとつの絞め殺しの木は真性?絞め殺しの木のFicusつまりイチジクの木です。タネを運んだのは鳥に違いありません。元の木の枝に落とされたフンに入った種子から芽が出て根を伸ばしてきたのです。
遺跡の中央部に見えるこの木は高さが20m以上はあるでしょうか。すでに元の木は絞め殺されて枯れています。この木はある証拠から60歳そこそこの若い樹ということが分かっていますから、成長の速さに驚かされます。
その根元にある美しいレリーフにも根が伸びてきています。木が成長する速度を考えるとちょっと心配になってきますが、自然に逆らうことなど出来ないのです。

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